ペドロが写真を撮り始めたのは幼い頃でした。Nikonの35mmフィルムのマニュアルカメラをおもちゃにして遊んでいたのです。

そのカメラを与えた彼の母は現代アーティストであり優秀な水泳選手でした。母はよく彼と海の遥か沖まで泳ぎました。

その日常が自然と、どんな状況の海でも冷静な判断ができる彼を作り出したのでしょう。

海や水中に対するペドロの熱意は、若い頃から水泳・ボディボード・サーフィンに没頭していたことから持続しています。

プロとして働く最初の機会は、1998年にオーストラリアのシドニーにあるフィッシュボーン・スタジオでのアシスタントでした。著名なフォトグラファー達に学んだことでスキルを高め、あらゆるジャンルの撮影をこなしました。
サーフフォトグラファーとしてはペドロの人生の後半から始まりました。彼は日本に拠点を移し、新たなスタートを切ったのです。彼が培ってきた撮影技術と、様々な経験を組み合わせることで、サーフィンや海の景色などの素晴らしい写真を撮ることができました。そこから彼のサーフフォトグラファーとしてのキャリアに道を切り拓いたのです。

そうしてすぐにペドロの写真は、ワールドワイドに雑誌やメディア、そして世界最上級のサーフウェブサイトである surfline.com に掲載されるようになりました。

現在ペドロは日本の有名サーフィン誌やブランド、様々な雑誌の表紙や中面等に掲載されています。日本だけに止まらず海外からも取材や依頼を受け、彼は世界のサーフィン誌・出版社・ウェブサイト・ブランドと多岐にわたり活躍を更に広げています。

2021年の東京オリンピックで、ペドロは Globo TV での撮影とプロデューサーとして活動し、オリンピックでは初競技となるサーフィンのイベント全体に関わりました。

そして彼はブラジルの Canal Off が手掛けるTVドキュメンタリー”Mares do Oriente”で取り上げられました。そのドキュメンタリーの一部で、彼が日本の海沿いを車を走らせ探索しながらサーフフォトグラファーとしてのキャリアとライフスタイルについて語っています。

2022年、ペドロはオーストリアの Surfing Life マガジンの Photo Of The Year で優勝し国際的な名誉を預かりました。

サーフィン以外には、車・ライフスタイル・ファッション・風景・商業写真・広告などの撮影をこなせる事から、クライアントにはポルシェ・ホンダ・Patagonia・日産・Visaなどの会社が名を連ねています。

 多才なペドロは他にも、フォトディレクターやビデオグラファー・プロデューサーとして、NHK・ディズニーチャンネル・ブラジルの GLOBO TV など番組や動画、ドキュメンタリーを手掛けてきました。

サーフフォトグラファーは長時間水の中で過ごす必要に迫られます。そのため、過酷な状況やプレッシャーにどのように対応するべきかを彼は熟知しています。常に変化する海という環境で培われた独自の視点と撮影方法は、あらゆるクライアントの要望、コンセプト、スタイルに合わせ質の高いコンテンツを提供し、真のパートナーシップを築けることでしょう。

 ペドロは仕事対し情熱を注ぎます。彼が持つ高いスキルを使うことにより、彼が手掛けるプロジェクトは全てにおいて傑出したイメージを作り出しています。