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Omaezaki On the Go


Togari Sohei deep in Omaezaki


Photos, Video, and Texts by Pedro Gomes/ALL RIGHTS RESERVED

Japanese version by Nana


私にとってサーフトリップはどれも特別で忘れられないものですが、御前崎は他のサーフトリップとは違います。御前崎には10年近く住んでいたので、行くたびに家に帰ってきた感じがします。私の何人かの親友はそこに住んでいて、なかなか行くことができなくてもチャットや電話で頻繁に連絡を取り合っています。


Omaezaki lineup


これらの写真•ビデオは、2020年の台風シーズン中に、親友のJeff Cheneyと行ったロードトリップで撮影しました。台風が日本に接近していることはわかっていましたが、どこに行けばいいのかわからなかったので、何人か知り合いに電話をかけて風とうねりの方向を調べたところ、御前崎がチェックリストに追加されました。樋口賢に御前崎はどうかと尋ねたら、Pedro, it is pumpiiiinnng, hurry up." と答えた。


Ken Higuci getting ready for action


午前10時頃、私はまだ千葉にいて、ジェフは東京から静岡へサーフボードをピックアップしに行く電車の中でした。ジェフと電話やメッセージでやり取りした後、静岡のど田舎でどこにあるのかわからないような場所にあるセブンイレブンの前で、ようやくジェフに会えました。彼は車に飛び乗って、御前崎に直行しました。昼過ぎに到着しましたが、台風の接近と大雨のため、辺りはすでに暗くなっていました。


Ken in the barrel


Ken in the biggest set of the swell


御前崎に着いたその日は、みんなに挨拶をした後、ケンが最高のサンドバーに案内してくれ、そして全員海に飛び込んみました。御前崎の流れはキチガイです。水中での撮影は、人生のトップレベルで大変だったことの1つであり、正直なところ、今でも何故そこで撮影をしたのかわかりません。でもおそらく、自分に挑戦したいからか、もしくはバカだからかもしれません。最高な波だったが、撮影のポジションをキープするのは地獄でした。強い流れ、暗い、浅い、運転に疲れていたので、安全な陸で体がドライの状態でいたほうが間違いなく良かったのですが、水中で良い写真を2カット撮ることができたので、良い一日となり、皆良い気持ちで帰り、そしてよく眠れました


Chocolate barrels


翌日、早朝にビーチに行きましたが、雨はそれほど強くありませんでした。だが、波は大きく、流れは……いつものようにかなりハードです。今回は自分の限界を認めることにし、安全でドライな状態で車の後ろから撮影しました。それは母親が望んむような安全な方法です。陸からの撮影の良いところは、すべての景色とサーファーが見えて広い視野を持つことができるということです。御前崎で昔から知っているメンバーはまだリッピングをしているのを見て安心しました。樋口賢はウォーリアーであり、まだこのエリアで1番上手なサーファーです。プロのロングボーダーの森川一雄はそんな中、ホロウウェーブでロングボードをしていました。松井弦一郎はまだ白衣を着る前に海に入りチャージしています。三輪一孔と私の時代からのクレイジーな男、戸河里宗平と新世代の三輪紘也、萩田泰智、そして今回1番良いチューブをメイクしてSurflineを飾った原田空雅がいました。


Gen Ichiro just a few meters away from his office


2日間のサーフィンと数え切れないほどのバレルの後、興奮して疲れ果てました。台風は非常に接近していて、風が強く吹いていました。台風が非常に接近したとき、誰もが家に帰っていきました。それは正しい判断です。でも、もちろん私は安全を考えるのは得意ではなく、台風が近づいていてもビーチにいて、撮影かボディサーフィンをする良いタイミングと波のチャンスを待っていました。強風で永遠と揺れる車の中から波を眺めて朝を過ごした後、チャンスがきました。おそらくこの風は、台風の目に入ったと思い私はすぐにケンに電話しました。しかし、この状況は誰でも良いわけではなく若い人を危険にさらしたくないので、彼だけに電話しました。


Jeff Cheney checking the spot


Jeff in his first wave of the trip


ケンは本当に早く来て、クレイジーなチャージャーであるトガリも来ました。私たちは数分で準備ができ、水に飛び込み、30分セッションしました。これは私の人生で記憶に残る30分となりました。波は前日よりも大きく、タイドは本当に低く、波がブレイクする時にダイビングする余地がなかったがセット間は非常に落ち着いていて、それが余計に怖さを増しました。サーファーやカメラマンにとってこのような状況では、タイミングとポジショニングがすべてであり、タイミングが悪いか、間違った場所にいると、多くの危険があります。トガリは最初に最高な波に乗ったので、カメラを持った右腕を最大限に伸ばしたまま、顔と体は全て水に浸かり、波に逆らって泳ぎ撮影しました。ケンは2つの良い波に乗りました。1つの良い波と、もう1つは6フィートプラスの超ディープバレルで、波はどんどん大きくなり始め風が再び強風になり始めたので、私を怖がらせました。


Strong current is the trademark of Omaezaki


御前崎の海は常に挑戦であり、決して容易なことではありません。そして、この先もそれは変わりません。私はプロのアドベンチャー•サーフフォトグラファーなので私が行きたいところ行くことが非常に少ないです。それは様々な撮影のために動き続け、スウェルを追わなければなりません。でも、御前崎に行く機会があれば、私は行きます。なぜなら人生の10年間を過ごした場所であり、日本と日本の人々について多くを学んだ場所だからです。地元の皆様の継続的なご支援に感謝いたします。また良いスウェルの時に会いましょう


Kazuo Morikawa still charging hollow waves in Omaezaki on his longboard



 


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